ロシア南西部クルスク州のヒンシュテイン知事代行は20日、ウクライナ軍の攻撃で、子ども1人を含む6人が死亡したとSNSに投稿した。集合住宅や学校などが破壊され、ほかに10人が負傷して病院に運ばれたという。
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攻撃されたのは、ウクライナとの国境から約25キロの町リリスク。投稿によると、米国が提供した高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」が使用され、ロシアのミサイル防衛システムが数発を撃墜したという。
ヒンシュテイン氏は「実行者は報復を受けると信じる」と述べており、今後、ロシア軍がウクライナを激しく攻撃する恐れがある。