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2025年1月8日、国連安全保障理事会は米ニューヨークの国連本部で北朝鮮のミサイル発射を受けて緊急会合を開いた。会合で発言する北朝鮮の金星国連大使(中央左)。会合には昨年12月まで非常任理事国だった日本も出席した=国連提供

 国連安全保障理事会は8日、北朝鮮が新型の極超音速中長距離弾道ミサイルを試験発射したことを受けて緊急会合を開いた。米国は、ロシアが北朝鮮に対して宇宙や衛星技術を提供する可能性があると指摘。これに対し、ロシアは「根拠がない」と一蹴し、会合の目的は「北朝鮮への否定的な雑音づくり」と批判した。

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 1月から安保理の非常任理事国となったデンマークなどがミサイル発射を非難するなか、米国のシェイ国連次席大使は、ロシアと北朝鮮の動向を警戒するよう訴えた。

 シェイ氏は、ロシアが北朝鮮…

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