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訪問先のグアテマラ市で2025年2月5日、移民問題などについて語るルビオ米国務長官=ロイター

 ルビオ米国務長官は5日、20~21日に南アフリカで開かれる主要20カ国・地域(G20)外相会合を欠席するとX(旧ツイッター)に投稿した。南アフリカが「反米的」であることが理由だと説明している。

 ルビオ氏は、南アフリカが私有財産を没収したり、G20を利用しながら「DEI」(多様性・公平性・包摂性)の推進や気候変動対策を推進したりしているとして、「非常に悪いことをしている」と主張した。DEIや気候変動対策はトランプ政権が激しく批判している分野で、「私の仕事は米国の国益を推進することで、税金を無駄遣いしたり反米主義を甘やかしたりすることではない」とも書き込んだ。

 G20は主要7カ国(G7)に加え、中国やロシアなどの新興国も参加する枠組み。

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