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モンテネグロ南西部の町で1日、銃撃があった現場近くに立つ警察官=ロイター

 モンテネグロ南西部の町で1日、銃撃事件があり、子どもを含む少なくとも12人が死亡した。容疑者は自殺を図り、その後死亡した。ロイター通信などが報じた。

 事件があったのは首都ポドゴリツァから西に30キロ余りに位置する小さな町。ロイター通信が同国内務相や地元メディアの情報として報じたところでは、45歳の男が飲食店で4人を殺害したほか、別の場所で子ども2人を含む8人を殺害したという。

 男は現場から逃走。警察は特殊部隊を投入して行方を追うとともに、住民に外出を控えるように呼びかけていた。男は過去に武器の違法所持容疑で当局に拘束されたことがある人物だという。

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