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AI関連イベントで紹介されたスライド。従来は人間が自ら情報を集めていたが(左)、AIエージェントは人間のために情報を集めてくれるようになる(右)と説明している=米カリフォルニア州マウンテンビュー、五十嵐大介撮影
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 人間に代わって様々な作業を自律的にこなす人工知能(AI)の「エージェント機能」をめぐり、テック企業の競争が激しくなっている。メールの送付や文書の分析などに活用し、仕事の効率化につなげるもので、需要の急拡大が見込まれている。

 米マイクロソフト(MS)は10月、AIによる業務支援機能「コーパイロットスタジオ」で、自律型のAIエージェントを作成する機能を発表した。

 米コンサルティング大手マッキンゼーの導入例では、顧客となる可能性のある企業からのメールをAIが分析。過去のやりとりなどをふまえて社内の適切な担当者に向けたメールを作成し、自動で送付した。こうしたツールをつくる際もプログラミングは不要で、自然な言葉で指示できるとしている。

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