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事件のあったマンションでは、捜査員たちが頻繁に出入りしていた=2024年12月27日午前10時4分、所沢市東住吉、山田みう撮影
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 埼玉県所沢市のマンションで26日夜に男性が死亡した事件で、埼玉県警は27日、司法解剖の結果、男性の死因は下半身を刃物のようなもので切られたことによる出血性ショックだったと発表した。死亡した男性は茨城県ひたちなか市中根、会社員松本悠斗さん(25)だったことも判明。県警は殺人事件と断定し、所沢署に捜査本部を設置して松本さんを殺害した人物の行方を追っている。

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 事件が発覚したのは26日午後9時40分ごろ。県警によると、松本さんは4階建てマンションの入り口付近に倒れていた。上層階の一室や通路、階段に血痕が残っていたという。また、松本さんの車は近くの駐車場に止めてあった。

 県警は、松本さんが何らかの事情でマンションの一室を訪れ、そこでトラブルに巻き込まれたとみている。この部屋の関係者が事情を知っている可能性があるとみて捜査している。

 事件があったのは西武所沢駅から南約500メートルにあるワンルームマンションで、約40戸が入っている。建物の入り口付近や通路部分にはブルーシートがかけられており、27日日中は捜査員が頻繁に出入りしていた。

 マンション3階に住む30代の会社員男性は事件直後、サイレンの音がして外に出たところ、廊下が血まみれになっていたという。近所づきあいはないといい、「普段はとても静かなマンションで、争う声が聞こえたこともない。まさか自分の住んでいるところでこんなことが起こるなんて怖い」と話した。

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