人気のスマホゲーム・ポケモンGOの世界初公開のイベントが11月16、17日、福岡市中央区の舞鶴公園を中心に市全域で開かれる。九州でのポケモンGOのイベントは初めてで、市は多くのファンの集客をめざしている。
ポケモンGOはスマホの画面を見ながら街を歩き、キャラクターである「ポケモン」を探す位置情報ゲームアプリ。初公開されるイベントは「ワイルドエリア」と呼ばれ、現地でのみ出現するキャラクターを手に入れられるほか、グッズの販売などもある。
市はイベント開催にあわせ、ゲームをしながらたどれる10の経路を設定する予定。すべて歩くことで市内全7区の名所を楽しめるという。
10月1日には記者会見があり、ポケモン社の宇都宮崇人COO(最高執行責任者)、アプリを運営するナイアンティック日本法人の村井説人社長らが登壇。高島宗一郎市長は「福岡が誇る長い歴史を、ポケモンと歩きながら体感してほしい」と話した。
例年、各国で開催されているポケモンGOのイベントには、国内外から多くの参加者が集まる。ナイアンティック社によると、今夏、仙台市であったイベントは約7万人が来訪。海外から参加者も3%ほどいたという。
今回のイベントのチケットは定価3600円。発売日時などは後日発表される。