川崎化工が開発したうどんヘルメット=2024年9月10日午前10時58分、観音寺市豊浜町、木野村隆宏撮影

 伏せた状態で見るとまるでヘルメットのようだが、ひっくり返せばうどんのどんぶりに。プラスチック製品メーカーの川崎化工(香川県観音寺市)が、プラスチック加工技術と遊び心を生かしたうどん用のどんぶり「うどんヘルメット」を開発した。

 うどんが3玉入るサイズで、つばの部分は薬味入れになっている。カラーは全10種類で、それぞれ税込み3850円。頭を守る機能はないが、ヘルメットというからにはかぶれないと面白くないと、大人がかぶれるサイズにこだわった。

 植物などの再生可能な有機資源を原料とするバイオマスプラスチックを使い、「環境に優しい製品」を売りにしている。

 開発のきっかけは5年前。川…

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