米イリノイ州ノーマルにある米新興EVリビアンの工場=ロイター

 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は25日、米新興電気自動車(EV)メーカーのリビアンに最大50億ドル(約8千億円)を投資すると発表した。本体に出資するほか、共同でEV向けソフトウェアを開発する合弁会社を設立する。提携により、EV開発の加速とコスト削減を目指すという。

 発表によると、VWはリビアンに2026年までに最大30億ドルを出資し、合弁会社にも20億ドルを投資する。2社で共同開発した技術を採用した新型車を20年代後半に発売するという。

 リビアンは09年に創業。米イリノイ州の三菱自動車の工場跡を買収し、SUV(スポーツ用多目的車)やピックアップトラックのEVを販売している。

 23年の米国のEV市場での…

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