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ユニクロのロゴ

 衣料品大手ファーストリテイリングが10日に発表した8月期決算(国際会計基準)は、売上高が前年比12.2%増の3兆1038億円だった。主力の「ユニクロ」事業が国内外で好調で4年連続の増収となり、初めて3兆円を超えた。

 本業のもうけを示す営業利益は31.4%増の5009億円、純利益は25.6%増の3719億円でいずれも過去最高だった。

 世界のアパレル企業の売上高では、首位が「ZARA」などを展開するインディテックス(スペイン)で約5兆8千億円(2024年1月期)。2位が「H&M」を手がけるヘネス&マウリッツ(スウェーデン)で約3兆3千億円(23年11月期)。3位のユニクロは過去10年間で売上高を2倍以上に伸ばしており、2位の座をうかがう位置につけている。(宮崎健)

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