災害などに備える非常食を普段から食べてもらおうと、おいしさにこだわった備蓄用食品のセットが完成した。兵庫県内の食品会社など11社が共同で企画した。レシピも提案するなど、食べた分を買い足す「ローリングストック」も促す仕組みだ。
1月17日に阪神・淡路大震災の発災から30年を迎えることを機に、神戸、芦屋、西宮の3市に本社や事業所がある11社が協力した。
セットの名称は「備蓄でお守りKOBE BOX2」。ケンミン食品のビーフン、ネスレ日本の「ミロ」、山垣畜産のレトルトタイプのビーフシチューなどそれぞれの会社が製造、販売している10種類の食品が、縦17センチ、横28.5センチ、高さ11センチの箱に詰められている。一箱には3食分の食事とおやつが入っている。
最短の賞味期限が7カ月と…