敷島製パン(名古屋市)は、同社のパスコ東京多摩工場(東京都昭島市)で生産した「超熟山型5枚スライス」に、小動物らしきものの一部が混入していたと公式ホームページで発表した。同社はこのラインを止め、同じラインで生産された商品について自主回収を始めた。
同社によると、小型のネズミの可能性が高いという。
回収するのは、関東・東北地方や新潟、静岡など1都14県で販売された「Pasco」ブランドの食パン「超熟山型」の5枚と6枚スライス。消費期限が5月7日から11日までの約10万4千個。パッケージに印刷された、製造所を示す記号「+P1」のあとの3ケタの管理記号が「A」で始まるものだという。
同社によると、5月5日に購入者から異物が混入していると連絡があり、6日に商品を回収した。7日にも同じ地域の購入者から同様の連絡があった。現時点では健康被害の報告はないという。ラインを止め、混入の経緯などを調べている。
回収は同社ホームページなど…