大リーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)の受賞経験があるトレバー・バウアー投手(34)が2季ぶりにプロ野球・横浜DeNAベイスターズに復帰することが27日、分かった。球団関係者が明らかにした。
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バウアーはドジャースを自由契約になった後、2023年にDeNAに入団。19試合に登板し、10勝4敗、防御率2・76をマークした。
DeNAから残留要請を受けたものの、大リーグ復帰をめざして昨季はメキシカンリーグでプレー。大リーグでの契約には至らなかった。
DeNAは昨季、セ・リーグ3位から26年ぶりの日本一となった一方で、今永昇太(現カブス)とバウアーが抜けた投手陣は防御率が3・07(リーグ5位)と低迷。三浦大輔監督は「投手も含めた守備力が課題」と話す。
27年ぶりのリーグ優勝と2年連続の日本一に向け、実績のある右腕の活躍が期待される。