任天堂は16日、主力ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の後継機種を2025年中に発売すると、発表した。後継機種の名称は「ニンテンドースイッチツー」で、同社のウェブページで2分20秒余りの予告映像を公開した。
今回の発表では、発売日や価格などの詳細は明らかにしていない。4月2日に同社がゲーム情報などを発信する動画チャンネル「ニンテンドーダイレクト」で追加の情報を出すとしている。
また、4月4日のパリ、ニューヨークを皮切りに世界各地で体験会を行う。東京は4月26~27日に千葉・幕張メッセで開かれる。特設サイトで2月20日まで参加エントリーができる。
現行のニンテンドースイッチは2017年3月に発売され、24年9月までの累計販売台数は1億4604万台。世界中でヒットを記録して、同社の業績を引っ張ってきたが、発売から8年近くなり、ゲーム機としては世代交代の時期を迎えつつあった。
同社の古川俊太郎社長は24年5月、スイッチの後継機の情報を「25年3月までにアナウンスする」と発信しており、多くのファンから、注目が集まっていた。