能登半島地震の被災地を支援する宝くじを買い求める人=2024年5月8日午前8時30分、東京都中央区、西岡臣撮影
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版

 「能登半島地震被災地支援ドリームジャンボ宝くじ」の販売が8日午前、全国で一斉に始まった。総務省によると、収益の一部(40億円)が石川、富山、新潟、福井の4県と、新潟市に分配される予定という。

 1枚300円で、1等は3億円。前後賞を合わせると5億円になる。

 今年2~3月に販売された宝くじで1等・前後賞3億円の当選が出たという西銀座チャンスセンター(東京都中央区)では、販売開始前に約80人が窓口の前に列を作った。

 220枚購入したという東京都葛飾区の美容師の男性(83)は「(震災で)友だちの家が倒壊し、片付けを手伝いに行った。復興に向けて、早く立ち直ってほしい」と話した。

 販売は来月7日まで。(中村英一郎)

共有