ドジャース先発の山本由伸=USAトゥデー・ロイター

 大リーグのワールドシリーズ(WS)第2戦は26日(日本時間27日)、ロサンゼルスで行われ、ナショナル・リーグのドジャースとアメリカン・リーグのヤンキースが対戦し、ドジャースが六回を終えて4―1とリード。

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 ドジャースはメジャー1年目の山本由伸が先発し、6回3分の1をソロ本塁打による被安打1、4奪三振、2四球の1失点と好投。勝利投手の権利を持って交代した。WSで日本投手が先発するのは、2007年の松坂大輔(レッドソックス)、17年のダルビッシュ有(ドジャース)に続いて3人目。WSで日本選手が勝利投手になったのは07年の松坂だけ。

 大谷翔平は初戦に続いて「1番・指名打者」で先発出場。一回の第1打席は、レギュラーシーズン16勝左腕の先発ロドンに対して中飛、三回は空振り三振に倒れた。四回2死三塁で迎えた第3打席は遊ゴロに打ち取られた。

 ドジャースは二回、左投手対策として、打順が第1戦の9番から5番に上がったリーグ優勝決定シリーズMVPのエドマンが左越えにソロ本塁打を放ち、1点を先取した。

 ヤンキースはすぐさま反撃し、三回、ソトが山本から右越えに同点本塁打を放った。

 ドジャースはその裏、2死一塁からT・ヘルナンデス、フリーマンの連続本塁打で計3点を勝ち越した。フリーマンは第1戦の逆転満塁サヨナラ本塁打に続く一発。

 25日の初戦は、ドジャースが6―3で劇的な勝利を収めた。延長十回にフリーマンが逆転満塁サヨナラ本塁打を放った。大谷は八回にWS初安打となる二塁打を放ち、5打数1安打だった。

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