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9月19日のマーリンズ戦でシーズン51本塁打、51盗塁を記録し、試合に勝利してチームメートとハイタッチするドジャースの大谷翔平=米フロリダ州マイアミ、小林一茂撮影

 大リーグは26日(日本時間27日)、大谷翔平と山本由伸が所属するドジャースが、本拠の米カリフォルニア州ロサンゼルスでパドレス戦に7―2で勝利し、3年連続でナ・リーグ西地区を制した。地区優勝は通算22度目で、ここ12年に限れば、2位だった2021年を除き11度目。

 ドジャースがこの試合で95勝目を挙げ、2位パドレスに勝率で上回られることがなくなった。

 ドジャースは22、23年といずれも100勝以上を挙げて地区優勝を果たしながら、プレーオフ(PO)では地区シリーズで敗退した。昨オフには大型補強を行い、その目玉としてエンゼルスから投打「二刀流」の大谷を獲得した。

 昨秋に右ひじを手術し、今季は打者に専念している大谷、ベッツ、フリーマンといずれも最優秀選手(MVP)に輝いたことのある3人が並ぶ強力打線で圧倒した。

 ドジャースは10月5日に始まるPO地区シリーズに出場。3地区の優勝チームの中で勝率の2位以上が確定したため、第1、2戦と第5戦を本拠、第3、4戦を敵地で戦う。(ロサンゼルス=高橋健人)

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