2023年9月8日、米サウスダコタ州で開催された共和党の集会で、トランプ前大統領にあいさつするクリスティ・ノーム州知事=ロイター
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 米サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(共和党)が、家族が営んでいた農場で、かつて犬1匹とヤギ1匹を殺したことを近日発売の著書で明かし、米政界に波紋が広がっている。米CNNや英紙ガーディアンなどが伝えた。

 ノーム氏は共和党のトランプ前大統領の熱烈な支持者で、11月の大統領選では、トランプ氏の副大統領候補の一人だと目されている。

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 ガーディアンは26日、近日発売予定のノーム氏の回顧録の抜粋を掲載。この中でノーム氏は、クリケットという名前の生後14カ月だった飼い犬について「訓練不可能で大嫌いだった」とし、近所で飼われていた鶏を襲ってノーム氏をかもうとした出来事をきっかけに処分を決め、射殺したと書いた。「楽しいことではなかったが、やらなければならなかった」と記した。

 また、ヤギについても「臭いがひどく、自分の子どもたちを追いかけ回すのが大好きだった」ため、射殺したと振り返った。

ノーム氏「牧場では厳しい決断が起きる」

 ノーム氏は26日と29日に…

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