米メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)=2024年9月、五十嵐大介撮影

 米メタ(旧フェイスブック)は7日、投稿内容の事実関係を確認する「ファクトチェック」を廃止すると発表した。同社の投稿管理をめぐっては保守派から「検閲だ」などと批判が出ており、トランプ次期大統領の就任を前に「歩調」を合わせた形だ。30億人超の利用者を持つ世界最大のSNSの路線転換は、偽情報などの対策に影響を与える可能性もある。

  • メタ、ファクトチェックを廃止「表現の自由守る」 保守派の批判受け

 「今日は重要なことについて話したい。フェイスブックやインスタグラムで自由な表現について、我々のルーツに戻るときだ」。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は同日、写真投稿アプリ「インスタグラム」での約5分間の動画でそう訴えた。

 メタは、外部のファクトチェ…

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