トランプ次期米大統領が、安倍晋三元首相の妻・昭恵氏や、ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長と米南部フロリダ州の邸宅「マール・ア・ラーゴ」で相次いで面会した。一方で、石破茂首相との会談は、まだ実現していない。トランプ氏は大統領選後、どのような相手と面会してきたのか。その背景に透ける思惑とは――。
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日本政府関係者によると、トランプ氏と昭恵氏との面会や、トランプ氏と孫氏による共同会見に、日本政府は関わっていなかったという。
トランプ氏が面会相手を選ぶ際に重視してきた条件の一つが、個人的に親しい間柄であることだ。15日の昭恵氏との面会はこれにあてはまる。安倍氏は、トランプ氏がまだ政界のアウトサイダーだった2016年11月の大統領選直後、いち早くニューヨークのトランプタワーを訪れ、トランプ氏側に強烈な印象を残した。
「夕食をともに」昭恵氏、電話でトランプ氏に
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