トランプ次期米大統領は11日、下院共和党ナンバー3のポストである党会議議長を務めるエリス・ステファニク下院議員(40)を新政権の国連大使に指名すると発表した。ステファニク氏は、イスラエルに対する批判が広がる国連への資金拠出の見直しを訴えている。
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トランプ氏は「ステファニク氏は力強く、非常に賢い米国第一主義の戦士だ。大学キャンパスにおける反ユダヤ主義に反対する活動を主導した」と高く評価し「素晴らしい国連大使になるだろう」と期待を寄せた。
同氏はニューヨーク州出身で名門ハーバード大卒。2014年に当時では女性で史上最年少となる30歳で下院議員に当選した。21年に反トランプ派として批判を受け解任されたリズ・チェイニー氏に代わり、党会議議長に就任。トランプ氏を強く支持し、一時は副大統領候補に名前が挙がった。
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