トランプ米大統領は15日、紅海を通る国際商船を襲い続けているイエメンの反政府武装組織フーシに対し、大規模な攻撃を始めるよう米軍に命じたと発表した。自身のSNSトゥルース・ソーシャルで、空爆を実施していると明かした。AP通信はフーシ側の情報として、首都サヌアで空爆があり、少なくとも13人の民間人が死亡したと報じている。

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 トランプ氏は、フーシはこれまで米国やほかの国の船舶や航空機に海賊行為やテロ行為を働いてきたと主張。フーシによる国際商船への襲撃で、米国や世界経済は何十億ドルもの損害を出したと説明した。空爆は紅海の航行の自由を取り戻すためで、フーシの基地や指導者などを狙っているとした。

 そして、「全てのフーシのテ…

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