写真・図版
米ホワイトハウスで記者会見するレビット報道官=2025年1月28日、ワシントン、高野遼撮影

 米ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官が28日、トランプ新政権が発足してから初めての記者会見を開いた。これまでは大手メディアが主体だった会見の参加者を広げ、フリーランスやインフルエンサーにも取材機会を与える方針を示した。

  • 【随時更新】トランプ氏が大統領令に続々署名 一目で分かる政策一覧

 会見の冒頭、レビット氏は「会見室を新しいメディア(ニューメディア)にも開放する」と述べ、フリーの記者やポッドキャスター、SNSのインフルエンサーなどにも取材許可証を発行し、専用の座席を用意すると説明した。「特に若い人たちは、様々なプラットフォームでニュースを消費している」と説明した。

 ホワイトハウスでは大統領が不在の時を除いて、報道官会見が連日開かれる。これまでも一部のネットメディアなどは取材許可を得ていたが、49席の座席の多くはテレビや新聞などの大手メディアが確保し、質問する機会も多く与えられてきた。

 この日の会見でレビット氏は…

共有