
パナソニックは29日、住宅向けのスイッチやコンセントなどをつくる社内カンパニー「パナソニックエレクトリックワークス社」で、災害時に工場で生産を続けるのに役立つ新システムの本格運用を始めたと発表した。
同社は配線器具で国内シェア8割。取引先を含め国内外に数千の拠点を抱え、在庫の部品の品番は20万以上ある。災害時の状況把握には平均で10日かかっていた。
新システムは富士通が開発。これまで部門や拠点ごとの在庫管理だったのを、全社的な管理に改めた。状況把握は1日に短縮できるという。
災害時には、気象庁などの情…