ソフトバンクグループ(SBG)が13日発表した2024年3月期決算(国際会計基準)は、最終的なもうけを示す純損益が2276億円の赤字となった。2年前に過去最大となる1兆7080億円の赤字となって以降、赤字は3期連続。ただ巨額だった赤字幅は縮小してきている。
売上高は前年比2・8%増の6兆7565億円だった。
SBGの業績は、乱高下してきた。21年3月期で純利益は、国内企業として過去最高の4・9兆円を記録。しかし、その翌年には1・7兆円の同社で過去最高の巨額赤字に転落した。
孫正義会長兼社長は昨年6月…