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ミロ展で展示される作品「女と鳥」(手前)=2025年2月28日午後1時1分、東京都台東区、杜宇萱撮影
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 詩情あふれる作品で知られるスペインの芸術家ジュアン・ミロ(1893~1983)の大回顧展「ミロ展」(朝日新聞社など主催)が3月1日、東京・上野の東京都美術館で始まる。

 20世紀美術を代表する巨匠で、90歳で亡くなるまで新しい表現に挑戦し続けた。今展には初期から晩年までの約100点が世界中から集まり、画風の変遷や多彩な仕事ぶりをじかに感じられる。この規模の回顧展が日本で開かれるのは、ミロが存命中に開かれた展覧会以来、約60年ぶりだ。

 28日に報道内覧会が開かれ、主催者の一つ、ジュアン・ミロ財団(バルセロナ)のマルコ・ダニエル館長は「長い期間をかけ、最も優れた作品をチームで集めてきた。皆さんに披露することができてうれしく思う」とあいさつした。7月6日まで。

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