来院者に予防接種の代金を割り引くと持ちかけ、ネット上に高評価の投稿をさせていたのは景品表示法が禁止するステルスマーケティング広告(ステマ広告)にあたるとして、消費者庁は7日、医療法人祐真会(東京都大田区)に対し、再発防止などを求める措置命令を出したと発表した。処分は6日付。
広告であることを隠して宣伝するステマ広告は昨年10月、景表法で禁止された。ステマに対する規制がなく、野放しになっていたことから、不当表示の一つに加えた。ステマ広告と認定され、景表法に基づく行政処分が出たのは初めて。
消費者庁によると、祐真会が…