長野県

 3日午前9時45分ごろ、長野県信濃町古海のスキー場「タングラムスキーサーカス」の関係者から「初心者用リフトで利用者の首が挟まった。もう解除されているが、意識がない」と119番通報があった。

 スキー場と長野市消防局によると、首を挟まれたのは観光で訪れていた米国籍の男児(10)。ベルトコンベヤー式の「動く歩道」の降り口で転倒した際に、上着のフードがベルトコンベヤーのすき間に巻き込まれ、首が絞められる状態になったという。インストラクターが動く歩道をすぐに緊急停止し、パトロール隊が心肺蘇生を行い、その後、ドクターヘリで長野市内の病院へ搬送された。スキー場によると、男児は意識を取り戻したという。長野中央署は容体について「確認中」としている。

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