江戸時代から昭和にかけて、材木の街として栄えた木場。防災拠点の整備のため、材木業者は新木場へと移り、貯木場があった跡地に1992年にできたのが木場公園(東京都江東区)だ。

夕焼け空を背景にそびえる木場公園大橋とスカイツリー=2025年1月22日午後4時38分、東京都江東区、杜宇萱撮影

【撮影ワンポイント】木場公園

気をつけたのは、スカイツリーと橋の位置や大きさのバランス。望遠レンズで圧縮するほどスカイツリーが大きく見える。橋から300メートルほど離れ、広場の奥でカメラを構える。午後4時半ごろ、橋の主塔の間に見えるスカイツリーが、薄いあかね色に染まった。春には咲き乱れる桜との競演も楽しめるという。(杜宇萱)

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 広さ約24ヘクタールの園内には、芝生の広場やカフェ、ドッグラン、バーベキュー場、アスレチック、都市緑化植物園など、子どもから大人まで楽しめる様々な施設がある。

 子どもとよく利用するという40代の女性は「季節を感じられる樹木がそろっていて、広くて思いきり外遊びができる。室内の遊び場もあってありがたい」と話す。

夕暮れ時、木場公園大橋からスカイツリーを眺める人たち=2025年1月22日午後4時28分、東京都江東区、杜宇萱撮影

 そんな公園のシンボルで、訪れた人たちの写真撮影スポットにもなっているのが「木場公園大橋」だ。

 主塔の高さ60メートル、全…

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