故ジャイアント馬場さんの愛車「キャデラック エルドラド1976」=2024年4月18日、新潟県三条市高安寺、茂木克信撮影
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版

 身長209センチの巨体から得意技「16文キック」を繰り出し、お茶の間を沸かせたプロレス界のレジェンド、故ジャイアント馬場さん(1938~99)。よく訪れたハワイで乗っていた愛車「キャデラック エルドラド1976」が、出身地の新潟県三条市で展示されている。

 白色のボディーは全長580センチ、幅203センチ、高さ140センチと堂々たる風格。エルドラドは米国ゼネラル・モーターズ(GM)の高級車ブランド「キャデラック」の2ドアのスペシャルモデルで、愛車はほろの屋根が開け閉めできるコンバーティブルタイプだ。

 馬場さんは子どものころから体格に恵まれ、55年に三条実業高校(現・三条商業)を中退してプロ野球・巨人に投手として入団した。2軍時代、球団の旧多摩川グラウンド(東京都大田区)で練習していたとき、土手を走るキャデラックを見てあこがれを抱いたという。

 けがなどで60年にプロ野球…

共有