ロッキーズ戦の二回、二盗を決め日本選手最多の57個目の盗塁を決めたドジャースの大谷翔平=小林一茂撮影

 大リーグは27日(日本時間28日)、各地であり、ドジャースの大谷翔平は敵地でのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場。54号3ランを含む4安打4打点の活躍を見せた。二回には今季57個目の盗塁を決め、マリナーズ時代の2001年にイチロー(当時マリナーズ)が樹立した日本選手のシーズン最多記録を更新した。打率は3割9厘まで上昇し、日本選手初のトリプルスリー(3割、30本、30盗塁)達成もほぼ確実になった。

 パドレスのダルビッシュ有は、ダイヤモンドバックス戦に先発し、六回途中3安打3失点で7勝目。黒田博樹(ヤンキースなど)に並ぶ日米通算203勝に到達した。

 ア・リーグ中地区では、前田健太が所属するタイガースが10年ぶりのプレーオフ進出を決めた。

 チームの地区優勝が決まってもなお、背番号17の快進撃はとどまるところをしらない。

成功率は93%超

 ドジャースの大谷翔平は前夜、「(シャンパンファイトは、酒が目に入って)ちょっと痛かった。今後に影響ないぐらいでやりました」と笑っていた。その「今後」が、空路で約1400キロ移動して臨む翌日のナイターを意味していたとは……。

 右前適時打で出塁した二回…

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