
シリア暫定政権のシャラア大統領は13日、女性の権利や表現・信仰・報道の自由などの保障を定めた暫定憲法案に署名し、承認した。正式な新政権までの移行期間を5年とし、その間に恒久的な憲法の起草や選挙の実施を進めるという。シリア国営通信が伝えた。
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制定された暫定憲法は三権分立や司法の独立を保障する。武力は国家が独占し、武装組織の設立を禁じた。「アサド前政権の称賛」や「同政権による犯罪の否定」も禁止された。
一方、アサド前政権下の憲法…