陸上男子100メートルのサニブラウン・ハキーム(25)=東レ=が16日、所属先と、シューズやスパイクなどのサポートを受けるプーマで共同開発したウェアの発表会見を都内で開いた。パリ五輪に向けて「4年に一度の大会で特別な感情はあるが、気負いせずにいつも通りいけたらなと思う」と話した。
調子は上々だ。100メートルでのパリ五輪出場の内定条件となる参加標準記録(10秒00)は、まだ突破していないものの、今季は3月の屋外初戦で10秒02をマークするなど快走を続けている。「(参加標準記録は)遅かれ早かれいずれ出る」と自信をのぞかせる。
近年は国際大会で好成績が続く。2022年の世界選手権で7位、翌年の同大会も6位と連続で入賞した。ただ、サニブラウン本人に達成感はない。
「決勝には行ったが、満足で…