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複合混合団体の後半距離でオーストリアのランパルター(左)を追う山本=AFP時事

 ノルディックスキーの世界選手権第3日は28日、ノルウェー・トロンヘイムであり、複合混合団体で日本は4位だった。葛西優奈、春香(ともに早大)、山本涼太(長野日野自動車)、渡部暁斗(北野建設)が出場し、前半ジャンプ(HS102メートル)で2位につけたが、後半距離(15キロ)で順位を落とした。優勝はノルウェー。この種目は来年のミラノ・コルティナ冬季五輪では実施されない。

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 ジャンプ女子個人ノーマルヒル(HS102メートル)は伊藤有希(土屋ホーム)が97メートル、90メートルの合計214・2点で日本勢最高の9位。高梨沙羅(クラレ)は14位だった。ニカ・プレブツ(スロベニア)が金メダルを獲得した。

 ゴール前での銅メダルをかけたデッドヒート。

 複合混合団体の後半距離、日本の第4走・山本がスピードを上げると突然、目の前で走路を右に変えたランパルター(オーストリア)に前進を阻まれた。

 山本は左に動いて対応したが…

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