
アフリカ中部のコンゴ民主共和国で約80人が死亡した原因不明の病をめぐり、アフリカ疾病対策センター(CDC)は5日、感染者のサンプルが専門家に届き、2日以内に病気の詳細が把握できる、との見立てを示した。
病気の症状はインフルエンザに似ており、発熱や頭痛、呼吸困難や貧血などが起きる。AP通信によると、アフリカCDCのジャン・カセヤ所長は「初期の診断では呼吸器疾患と考えられる」とし、実際に感染症なのか、どのように感染するかなど不明な点が多い、と説明している。
APの報道によると、コンゴ民主共和国政府は、約380人の患者のほぼ半分が5歳未満の子どもと発表した。病院で死亡した27人のうち、17人が呼吸器疾患で、10人が輸血不足だったという。
コンゴ民主共和国では、エボ…