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アイマスクをつけ、音の鳴るボールをつなぐ選手たち=2025年2月8日午後2時46分、東京都町田市、西田有里撮影
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 視覚に障害のある人と、目が見える晴眼者が力を合わせてプレーするブラインドサッカーの日本選手権決勝が8日、東京都町田市の市立総合体育館であった。国内最高峰の大会で、コルジャ仙台(宮城)が、連覇を狙ったfree bird mejirodai(東京)に2―1で勝利し、初優勝を決めた。

 転がると「シャカシャカ」と鳴るボールの音や、ボールを持った相手に向かっていくときに出す「ボイ!」のかけ声が響くなか、仙台は前半、佐藤翔選手と石川竜誠選手が立て続けにゴール。音を頼りにプレーする選手たちを邪魔しないよう静かに見守っていた観客たちが、一気に沸き立った。

 昨夏のパリパラリンピックの…

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