グーグルの開発者会議=14日、米カリフォルニア州マウンテンビュー、五十嵐大介撮影

 米グーグルは14日の開発者会議で、生成AI(人工知能)の最新の基盤モデル「Gemini(ジェミニ)1.5プロ」を日本語など35以上の言語で一般公開すると発表した。音声や画像でやりとりできる新たな機能も打ち出し、対話型AI「ChatGPT(チャットGPT)」を運営する米オープンAIなどに対抗する。

 グーグルは2月から英語で一部提供していた「ジェミニ1.5プロ」について、個人向けにも税込み月2900円の有料サービスとして提供する。処理できる文字などの情報量を示す「トークン」の数は100万個で、一度に最大1500ページ分の文章や1時間分の動画の分析ができるという。

 有料サービス向けには、ジェ…

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