パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスの病院で2024年7月2日、イスラエル軍の空爆で負傷した赤ちゃん。母はこの空爆で死亡したといい、親類の女性に抱かれている。右の少年は赤ちゃんの兄=ロイター
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 パレスチナ自治区ガザ最大級のシファ病院の院長で、イスラエルが昨年11月以来、拘束していたムハンマド・アブサルミヤ氏が約7カ月ぶりに釈放された。AP通信などが1日に報じた。報道によると記者会見で「拘束中に拷問を受けていた」と主張。イスラエル側は否定しているという。

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 イスラエルのベングビール国家安全保障相も1日、アブサルミヤ氏らが釈放されたとX(旧ツイッター)に投稿した。イスラエル軍はガザ北部のシファ病院の地下にイスラム組織ハマスの拠点があると主張し、昨年11月に病院を襲撃。アブサルミヤ氏らを拘束していた。

 AP通信によると、アブサルミヤ氏は会見で、拘束中にイスラエル側の関係者から頭を殴られて出血したり、指を折られたりしたと主張。一緒に拘束されていたパレスチナ人もほぼ連日拷問され、警棒で殴られたり、犬をけしかけられたりしていたと述べた。

「1日に一塊のパンしか支給されなかった」

 AP通信が伝えたイスラエル…

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