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パレスチナ自治区ガザ北部で7日、イスラエル軍の空爆で壊された避難所=ロイター
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 イスラエル軍がイスラム組織ハマスの掃討作戦として攻撃を強めているパレスチナ自治区ガザ北部で7日、避難所として使われていた学校が空爆され、中東の衛星放送局アルジャジーラによると少なくとも12人が死亡し、30人が負傷した。

 空爆を受けたのは、ガザ北部ガザ市の難民キャンプにある避難所。イスラエル国会が先月、占領地を含む国内での活動禁止を可決した国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営に関わっていた施設という。

 AFP通信は、「女性や子どもが戦闘機の爆撃によって引き裂かれた」との住民の証言を伝えた。イスラエル軍は同日、この避難所がハマスの司令部として使われていたと主張し、攻撃を正当化した。

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