パレスチナ自治区ガザ南部ラファで2024年4月29日、イスラエルの攻撃で死亡したパレスチナ人の葬儀で泣く人びと=ロイター
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 イスラエル軍が侵攻するパレスチナ自治区ガザでの停戦と人質解放の交渉をめぐり、イスラム組織ハマスの代表団は29日、エジプトで協議する。AFP通信などが伝えた。仲介役のカタールの地元報道によると、イスラエル側の代表団も協議に招かれ、交渉は山場を迎える。

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 米ネットメディア「アクシオス」は27日、イスラエル政府関係者2人の話として、イスラエル側が人質解放と引き換えに「戦争の終結」に向けた協議に応じることを初めて提案したと報じた。ハマス側が求める避難民のガザ北部への帰還や、幹線道路からのイスラエル軍の撤退も条件に含まれるという。

 新たな条件について、ハマス幹部はAFP通信の取材に「大きな問題はない」とし、「イスラエルの新たな妨害がない限り、雰囲気は前向きだ」と語ったという。一方、別のハマス幹部はロイター通信に「いくつかの疑問や質問がある」と述べたといい、交渉がまとまるかは予断を許さない。

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