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オリジナルのアクセサリーブランド「ディアガール」を運営する金城学院大の学生と佐藤奈穂准教授(右)=2024年10月4日午前11時59分、名古屋市守山区、松永佳伸撮影
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 「カワイイ」で私がかわる、世界をかえる――。そんなコンセプトで金城学院大学(名古屋市守山区)の学生がカンボジアの女性と作るアクセサリーブランド「DIAGIRL(ディアガール)」の活動が10年目を迎えた。年間約100万円の売り上げがあり、女性たちの経済的自立を支援してきた。今年は新たにココナツオイルの商品化にも着手。学生たちは「カンボジアの魅力をもっと知ってほしい」と意気込む。

 活動しているのは国際情報学部の佐藤奈穂准教授のゼミ生たち。2015年から「カワイイ」をキーワードに、アクセサリー作りを通じた国際協力に取り組んでいる。

 ネックレスやピアスのデザインは学生たちが考えたもの。現地の女性たちに作り方を教え、完成品を検品するのも学生たちだ。

 近年は年間100万円ほどの売り上げが見込まれ、材料費を除いた販売益を賃金として女性たちに支払うことで経済的な自立を後押ししているという。

 今年は3年生10人が、9月3~14日にカンボジアの農村部に滞在し、現地の20、30代の女性約15人とともに、学生がデザインしたピアスとイヤリング合わせて約420個を制作した。テーマは「ナチュラル」。ありのままの自分でいることの美しさを表現したという。

「現地にあるもの生かして」

 10年目の節目を迎え、新た…

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