障害があることで、定員割れにもかかわらず受験生が不合格になる「定員内不合格」が問題になっている。日本では今も、障害のある子どもを普通学級から分離する特別教育が続く。ともに学ぶ意義とは何か。
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障害の有無にかかわらずともに学ぶ「インクルーシブ教育」の実現に向けた全国交流集会が10月、北海道旭川市で開かれ、障害のある子どもや保護者ら約150人が参加した。全国各地で2年に1回開かれており、今回が15回目となる。
登壇したのは重度知的障害や自閉症のある平田和毅(かずき)さん(20)と障害のない元同級生5人。一緒に学んだからこその経験を語った。
平田さんは、小学生時代は特…