就任会見で撮影に応じるオリックスの岸田護新監督=2024年10月11日午後1時10分、大阪市此花区、林敏行撮影

 プロ野球オリックスの岸田護新監督(43)が11日、大阪市内で就任会見を開き、「全員がしっかり勝つことに向かい、ファンのみなさんに喜んでもらえるようなことを一番に考えたい」と意気込みを語った。

 大阪・履正社高、東北福祉大、NTT西日本を経て、2005年秋の大学生・社会人ドラフト3巡目で投手としてオリックスに入団した。現役生活14年、コーチ5年の球団一筋19年。オリックスと近鉄が合併してできた現球団の生え抜きとして、初めての監督となる。

 会見や、その後の報道陣対応での主なやりとりは次の通り。

 ――実際に要請を受けた時の気持ちは。

 「信じられなかったですよね。一気に緊張しましたね」

 ――球団からの言葉で響いたものは。

 「僕もオリックスにいいチームになってほしい、というのはあります。球団の方からもいいチームにしてほしいと言われたので、そこが1番そうだなって。ちょっと頑張ってみようかな、って思ったところです」

 ――これから大切にしていきたいことは。

 「プロ野球はお客さんに見てもらう商売。熱い気持ちを(持って)、フィールドの場でパフォーマンスするのが最大の仕事と選手の時は思っていました。気持ちは一番大事なのかなと今でも思っています」

 ――2019年の引退セレモニーで「これからオリックスは強くなる」と。指揮官になったいま、チームについては。

 「実力のある選手が多いと思…

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