2024年11月18日、米ニューヨークの国連本部で開催された国連安全保障理事会の会合で、国連のグテーレス事務総長の代わりに会合に参加したディカルロ事務次長(中央左)=国連提供

 ロシアによるウクライナ侵攻開始から19日で1千日になるのを受け、国連安全保障理事会は18日、公開会合を開いた。ウクライナが、米国の長射程ミサイルでロシア国内を攻撃することは永続的な平和につながると述べた一方で、ロシアはバイデン政権を批判した。

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 2022年2月24日に始まった侵攻から999日。終わりが見えない侵攻に理事国からはロシアを非難する声が相次いだ。

 11月の安保理議長国を務める英国からはラミー外相が出席。「(ロシアの)プーチン(大統領)が失敗しない限り、他の国々は帝国主義的な征服戦争を起こそうとするだろう。国際法に対する信頼は戻らないかもしれない」と述べ、各国にウクライナを守るための団結を呼びかけた。

 会合では、米メディアなどで…

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