フランスのマクロン大統領は7日、ロシアの侵攻が続くウクライナ国内でウクライナ兵を訓練するための軍事教官の派遣について、近く最終決定する見通しを明らかにした。ウクライナのゼレンスキー大統領とパリの仏大統領府で会談した後に開いた共同記者会見で明らかにした。
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マクロン氏は教官の派遣について「欧州や同盟国の兵士を前線に配置することではない」として、ロシアと戦争状態になることには当たらないとの考えを示した。その上で、ウクライナ側からの派遣の要請には「正当性がある」と述べた。
具体的な派遣計画については「すでに複数のパートナー国が同意している」とし、教官を派遣する国でつくる「可能な限りの広い連合」を今後数日間でつくると明らかにした。
ウクライナ側の発表ですでに…