厚生労働省は10日、全国に約5千ある定点医療機関に4月29日~5月5日に報告された季節性インフルエンザの新規感染者数は、1定点あたり0・45人だったと発表した。前週(1・07人)の約0・42倍に減少し、2022年12月以来、1年半ぶりに流行の目安となる1を下回った。集計が大型連休と重なり、医療機関の休診などで診断を受けた患者が減った可能性もある。
新型コロナウイルスの新規感染者数は計1万1086人で、1定点あたり2・27人だった。前週(3・22人)の約0・70倍で、13週連続で減少した。
都道府県別の最多は沖縄の9・77人で、青森5・70人、秋田4・87人と続く。東京1・48人、愛知2・53人、大阪1・65人、福岡2・35人だった。44都道府県で減少した。
5日までの1週間に定点医療…