イスラエルによるイランへの報復攻撃をめぐり、イランの最高指導者ハメネイ師は27日、「シオニスト政権（イスラエル）にイラン国民の力をどのように伝えるかは、我々の当局者が決める。国益に基づいてなされるべきだ」と述べ、今後の具体的な軍事行動については明言しなかった。イラン国営通信が伝えた。
イスラエル軍は26日未明、ミサイルの発射装置やその製造施設などの軍事拠点に標的を絞った攻撃を実施した。AP通信は27日、専門家による衛星写真の分析をもとに、今回の標的にはイランが過去に核兵器に使う高性能爆薬の実験場として秘密裏に使っていた首都テヘラン近くの基地が含まれていたと報じた。
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また、米ネットメディア「アクシオス」は、今回の攻撃で「イランのミサイル製造能力がまひした」との米高官の話を伝え、イランがミサイルを供給するレバノンの親イラン組織ヒズボラなどの攻撃能力にも影響を及ぼすとしている。
■イスラエルでは与野党から「…
