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2024年10月1日、イスラエルの商都テルアビブから見えた飛翔体=ロイター
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 イスラエル軍は1日夜、イランがイスラエルに向けて180発以上の弾道ミサイルを発射したと発表した。イラン側も攻撃を認め、自国が後ろ盾となっているレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者ナスララ師がイスラエルの空爆で殺害されたことなどへの報復だと強調。一方、イスラエルは「(イランは)代償を払う」と反撃する姿勢も見せており、中東における危機が一層拡大するのは避けられない状況だ。

 米CNNが伝えたイスラエルの商都テルアビブの映像には、高層ビルが立ち並ぶ上空をミサイルとみられるかなりの数の物体が防空システムに撃墜される様子や、地上に落下し、爆発音が響いたり火災が発生したりしている様子が映っていた。現地の記者が「(飛翔(ひしょう)体が)こちらに落ちてきそうだ」と述べ、中継の最中に避難する場面もあった。イスラエル軍は、安全な場所に避難するよう市民に呼びかけていた。

 一方、イラン国営プレスTVは、テルアビブ上空の映像とともに、首都テヘランの街頭の様子を報道。イラン国旗やナスララ師の写真を掲げ、興奮する人々の姿を映し出した。

 イスラエル紙イディオト・ア…

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