レバノン南部で23日、イスラエル軍の空爆で立ち上る黒煙=ロイター

 イスラエル軍のハガリ報道官は23日、敵対するイスラム教シーア派組織ヒズボラが巡航ミサイルなどを民家に隠し、イスラエルへの攻撃を準備しているとして、レバノン全土で集中的な空爆を実施すると予告した。武器庫などの近くにいるレバノン住民に対し、直ちに避難するよう要求した。

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 レバノン国内では、イスラエル軍を名乗る同様のショートメッセージが携帯電話に一斉送信された。

 イスラエル軍の空爆は予告が出る前から激化し、同軍によると同日午前10時前までに150回以上に達した。ロイター通信は昨年10月以降で最大規模だ報じた。レバノン国営通信によると、空爆は南部や東部、北部のシリア国境近くまで及び、少なくとも1が死亡、17人が負傷した。

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