パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスと戦うイスラエル軍は、停戦合意が成立した後もガザ全域で攻撃を続けている。パレスチナ自治政府の通信社WAFAは17日、15日の合意成立後に103人が死亡したと発表した。一方、イスラエルのネタニヤフ政権は合意を承認するための政府内の手続きを進めている。
イスラエル軍は停戦合意後もガザ全域で空爆を続けており、16日にはハマスの武器庫や武器製造施設など約50の目標を空爆したと発表した。ハマスが自らの軍事作戦のために民間人を利用していると非難している。
3段階からなるイスラエルとハマスの停戦合意の第1段階は、19日から6週間で、ハマスが人質33人を解放し、イスラエルも拘束するパレスチナ人数百人を釈放。この間、軍事行動を停止し、イスラエル軍はガザの人口密集地から撤退する。
極右閣僚「テロ組織の復活につながる」
イスラエルのネタニヤフ政権…